Brave Point Getter を稼動するにあたって
ポチりました、BravePointGetter EURUSD
このEAですが、これまでのkatamike氏のEAとは異なり、一度に取得できるポジションが変更できます。デフォルトは「3」です。また、売り と 買い それぞれの最大ポジションも指定できますし、更に、「両建て」のオプションもあります。
この複数ポジションですが、いわゆる「ナンピン」ではなく、9つあるロジックがポジションをとりに行くとの事ですので、毎回、3ポジとかではなく、その時々に応じてロジックが判断するという事らしいです。
実際に稼動にあたり、悩んだのが、「ポジション数をどうするか?」、「 両建てをオンにするか?」の二つです。
- ポジション数をどうするか?
公式ページに「EAについて」という概要がありますが、そちらにポジション「3」と「1」の時のバックテストの結果が掲載されています。
このテストを見ますと、
ポジション 3 : 総取引数 = 2289、 最大DD = 332,059.34、 総利益 = 25,775,156.17
ポジション 1 : 総取引数 = 2034、 最大DD = 285,075.47、 総利益 = 22,742,933.30
と、あまり変わらない。 テスト期間が双方とも同じ10年で、
* 総取引数が約12%(2289/2034)の違い
* 総利益が約13%(25,775,156.17/22,742,933.30)の違い
* 最大DDは 約16%(33205.93/28507.55)違い
この3点を見ますと、ポジ 1 にしてLot数を15%(切がいいので)増やすと、
最大DDはポジ 3よりも小さくなり、更に、総利益は3ポジよりも多くなります! (22,742,933.30 x 1.15 = 26,154,373)
ポジションは 「1」で行く事にします。
- 両建てをオンにするか?
両建てのオプションですが、2018/6/2のコミュニティの質問に対しての回答で、ポジション 3の場合、
* 純益については26,788,054円(※)→27,106,126円、総取引回数は2,439回→2,543回へとプラスに推移
* プロフィットファクターについては2.68→2.51、勝率は90.65%→89.72%と若干マイナスに推移
* ですのでEURUSD版では、両建てについては利益は上がるけれどもリスクも高くなると言えるかも知れません。
との事でした。では、ポジションが1の場合はどうなのか? 2008/1/1 から 2017/12/31 での比較を行ってみましたところ、
* 純益 両建て無し: 21,586,036円、両建て有り: 21,419,327円 少しマイナス
* 取引数 両建て無し: 2039、両建て有り: 2123 少しプラス
* PF 両建て無し: 2.6、両建て有り: 2.44 少しマイナス
* 勝率 両建て無し: 90.83%、両建て有り: 90.3% 少しマイナス
* 最大DD 両建て無し: 261,835円、両建て有り: 374,084円 マイナス
という結果に!
どうやらマイナスが多い・・・ しかも、純益もマイナスだし。
両建て有りと、無しの損益をチャートで重ねてみたところ、
ほとんど変わらない・・・
線がダブってしまい、重なってるし。
両建てオンにするか?に関しては:どちらでも良さそうだけど、リスクを考えると「両建て無し」が良さそうです。
ということで、マイ ファイナル アンサーは、
ポジション : 1、 両建て : 無し
で、設定しようと思います。