Pips_miner_EA を レビューしてみる
2018-06月のウチでのMVPだった Pips_miner_EA をレビュー してみたいと思います。
まずは、公式の「EAについて」から、
このEAは、トレード頻度を最大化し、
勝ち負けを繰り返しながらも、トータルでは右肩上がりの収益を実現する、
という設計思想で作成した超高頻度型EAとなります。
≫ 特徴1:高頻度のトレード
Pipsを『Mining(=発掘)』する、という思想のEAとなります
≫ 特徴2:高頻度のトレード
ほぼ『1日1トレード以上』をする仕様です(超高頻度トレード)
≫ 特徴3:高頻度のトレード
boost値を調整することで、より「高勝率」な状態での稼働も可能です
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- ここまでが 引用です
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実際のところ、最初この特徴を見ただけですと、「高頻度 = 勝率は低い」
のかなー、と思っていたのですが 稼動した結果、予想を良いほうに裏切る
結果となりました。
では、バックテストの結果から見ていきましょう。
公式のバックテストも今日現在の最新バージョン、v5に差し替えられていますので、
そちらを使ってQuant Analyzerを走らせて見ました。
勝率は90%に少しだけ足りない、89.5%位。これってすごい!この頻度でこの勝率!
最大DDが、795pips程とほどほどに。
特筆すべきは、やはりトレード数でしょう。高頻度とうたわれているだけあって、
テスト期間、13年半で 9,695回。年平均すると、700回以上になります。
ほぼ毎日トレードしてくれますし、一日あたりの平均で +7pips以上稼いでくれますので
ポートフォリオの主力にふさわしい存在ですね。
ですが、損益チャートを見てみますと停滞期間が意外と長いのがわかります。
2012年初頭から、2013年初頭まで一年以上ダラダラしています。
もしこの時期に発売されていたら、今の人気は無いでしょうね。
EAも得手、不得手がありますので、良い時期に走らせるのはたいせつですね。
月次のパフォーマンスを見ても、やはり2012年はイマイチですね。
ですが、それほど大きくDDしているわけではなく、最終的にはプラスで
終わっているのがすごいです。
ウチでは、4月中旬から稼動開始しておりまして、感じたのが、
3ポジをナンピン効果を使って、平均的に利益が出る状態で決済しているようです。
また、マイナス面では5月下旬に3ポジ合計 -180pips超えのDDを出しましたが、
にもかかわらず、5月も損益はプラス! しかも、6月はMVPという結果を
残しております。
ここまでの調査と稼動実績のけっか、Pips minerの強さの秘密は!
やはり高頻度! 沢山トレードして、しかも高勝率!
3ポジのナンピンで上手に決済
TPが8pips、 手数料が大きく響く
高頻度ですが、勝率を上げる為にTPが8pipsと低めに設定されています。
ですので、買っている割には稼ぎが少なく間いるかもしれません。
また、手数料を別途取られるブローカーですと、その分マイナスになりますので、
手数料の無いブローカーが良さそうですが、実際に運用してみると、
ブローカーによっては、手数料を上回る利益を上げてくれますので、
自分の納得のいけるところで稼動するのが良さそうです。